久しぶりに昔話でもします。
アトピー改善の情報なども無くただの1人語りですので、
お急ぎの方は読み飛ばしてください。
いまから12年前、僕は20歳で就職しました。
僕の就職に対する意識はとても低く、学校の進路指導室にあったファイルの中から業種関係なく数社選び面接をうけ、いくつか内定を頂いた中から社内の雰囲気が良かった会社を選びました。
パソコンはほぼ触ったこと無かったのに、IT系の中小企業です。
入社してすぐ保険会社のシステム開発のプロジェクトへ出向することになった。
プロジェクトのメンバーは3社から15名ほど集まっており、
僕と同じ会社の先輩は2名参加していました。
ウチの会社の課長は図々しくも、
「新しく人を雇ってくれないなら、既にいる2人を撤退させる」
とプロジェクトのリーダーに交渉してたらしいです。
交渉のすえ、新しく参加することになったのが僕だったんですね。
そんな交渉もあってかプロジェクトはだいぶギクシャクしてたんだよ。
と、リーダーからよく居酒屋などで聞かされました。
またリーダーは、
「数年ぶりに新人が入ったから皆の会話も増えた。
プロジェクトが続いたのもお前がきてくれたからだ」
なんてことも言ってくれた。
新人だった僕にはそれまでの事情は知らずピンとこない話だったけど、
そうだったんですかぁ、、と聞いていた。
小さい汚い居酒屋で。あの居酒屋まだあるのかな。。
そんなことを今でも思い出します。
プロジェクト内ではもちろん僕が一番下っ端で、
あとは10歳前後離れた方が多かったけどランチもよく一緒に行った。
ラーメン屋、中華屋、定食屋、カレー屋、そば屋、洋食屋など。
毎日どこで食べるか悩んでいた。
ある時は早食いしゲームセンターに駆け込み、サッカーゲームを昼休み中勝負など。
楽しかったなぁ。
一時皆でLOTO6やサッカーくじTOTOにはまってたので
僕が勤務中みんなの分買出しに行ったりもした。
2週間に1回ぐらいは呑みにも行っていた。
少々酒癖の悪い方もいたので、参加者はマチマチだったけど、、。
僕は酒豪さんによく誘われたので、時にはサシで飲んだりしその都度ご馳走になった。
当時は、また呑みかぁぁ、なんて思ったりもしたけどね。
今思えば幸せだったな。
遊んでばかりではなく、もちろん仕事もした。
時には徹夜だってあった。
職場は練馬区にあるビルの7階で、大きいガラス窓が特徴です。
徹夜といっても別の階でお客さんが作業してて、緊急時のために数名で待機するというもの。
ガラス窓からは、遠くに小さく新宿が見えた。
窓際の空調設備に腰掛け、夜中ずっと新宿方面を見てた。
暗闇がどんどん深くなっても新宿の方はドーム型にうっすらポワーンと明るかった。
その上空の雲にだけはライトが届いているようだった。
あの明かりの元では、色んな人がいるんだろうな、って深夜の静かな職場で空想してた。
本当に静かでたまに車の音が聞こえるだけ。
あまりにも暇で、誰かが持ってきたスポーツ新聞なんかも読んだりした。
そんな徹夜作業で僕が一番好きだったことは、
普段聞けないような先輩達の昔話を聞けたこと。
暗闇と言うのは親密性を深める気がする。
あの6年近くいた思い出がたくさんあるビルにもう一度入りたい。
アトピーに関して言えば、20歳の頃は何も治療してなかった。
ヘルペスになると必ずカポジが重症化してたのでその時通院か入院するぐらい。
そしてヘルペスになる度に2週間ほど会社を休んでいた。
またブツブツになっちゃったんで休みます。と言えば休ませてもらえた。
職場の人達に、汁だくの症状を見せたことも無く、病名を言ったことも無い。
完全に僕の自己申告のみ。
それなのに、信じてくれた上に大変だなぁと心配までしてくれる。
なんて有り難いんだろう。
僕のヘルペスの発症ペースは速かったので、
4月に有給休暇をもらっても病欠の穴埋めのために6月ぐらいには使い果たしていた。
そんななんで旅行なども行ったことがない。
有休がなくなると、残業した時間をやりくりして出社したことにしてもらっていた。
またある時は、協力会社の方やリーダーが僕の会社の先輩に
「好きで休んでるわけじゃないんだから、なんとか細工出来ないの?」
と提案してくれた。
僕の会社の先輩2人もとてもとても優しい人で、
そんなのいくらでもやりますよ。と二つ返事で僕の勤務表を直してくれた。
僕もいつか後輩が出来たら、同じようにしてあげたいと思う。
その先輩2人の内の1人には格別にお世話になっている、いまでも。
つるむと表現しては失礼かもしれないけど、
在職時はよくビリヤードに行って次の日のお弁当を賭けたり、
たまにパチンコに行っては、勝った人の奢りで食事に行ったりして遊んだ。
僕が退職してから6年近く経つが、今でも数ヶ月に一度は心配し連絡をくれる。
僕の地元までご飯をご馳走しにきてくれたり、
もうプロジェクト自体は存在してないが、当時のメンバー数人との忘年会などにも呼んでくれる。
そして、お前はいつまでも俺の後輩だからと支払いまで。。。
どうしてそこまで優しくしてくれるんだろう???
入社してすぐ出向したので自社のことは分からないが、
僕はあの職場が好きだった。
いまだからはっきり分かる。
テーマ : アトピー性皮膚炎
ジャンル : 心と身体